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  • 執筆者の写真mamaHUG運営

母親(自分)を否定しない事が子供を否定しない事へ繋がる!

犬伏まり



親子、特に 

母娘の関係は 特別不思議なものがありませんか?



切っても切れない

逃れても逃れられない

そんなカルマのような

絆のような

刷り込みのような

母に対して反抗的になり

ぶつかった思春期や

母娘喧嘩は

父との喧嘩以上に鮮明に覚えているし

なんなら父に手を挙げられた事より(そもそもそんな事あったっけ??)

母からのキツ〜イ一言の方が傷ついていたような気がします。



母親に対する

不平不満は、やがて母親を否定する言動へと

繋がりやすいと思うんですが

いざ、自分が子供を産んで

母親になってみると

『あの時イヤな想いをした あんな母親みたいにはなるまい!』とか

『あの時、ほんとはこんな風に言って欲しかった。私はそう言ってやれる母親になろう』とか

思うわけです。




完璧なお母さんになりたい

素晴らしいお母さんになりたい



みんな子供を持つとそう願い

また そうなれないかもしれない、、、という

漠然とした恐怖感も同時に芽生えます。



それが、まさしく

理想と現実

育児の不安。

子供がちゃんと育ってくれるか?

よりも

私はちゃんとしたお母さんになれるのか?

の方が 、本当はずっとずっと不安。



それって結構、

いつの時代もみんなそうなんじゃないかな?と思うんです。



そう思うと、自分の母親もきっと

理想の母親像と現実との間で

不安いっぱいに

試行錯誤しながら私を育ててくれたんだな。

沢山、失敗しながら子育てしてくれた母親にとって

果たして私は 成功した子育ての結果となれているのか?


そのへんは 分からないけど

今、こうして結婚して子供を授かって

沢山の方々に支えていただけてるのは

ある意味、母親の子育ての『結果』と『成果』なのかなと思うと



母親を否定していた部分を

『いや、これはこれで良かったんだな。』

『そのおかげで今の私がいるんだな。』と思えて

さらに、すーっと

育児に不満や不安を抱える

新米ママの自分を 否定せず認めてあげられる気がしたんです。



色んな情報にあふれて

沢山の育児ノウハウや経験談があって


やる気になったり


取り残された気持ちになったり


人と比べてしまったり


お母さんが自分自身を否定してしまいがち。


そうすると、育児に自信がないまま子育てしてしまうから


子供そのものの成長や言動に不満や不安を抱いてしまう。



言葉が遅い

トイレトレーニングができない

親の言う事を聞かない

そういう事に苛立ちを感じるのは


きっと

母親としての自分に自信がなくて


不安で、



子供の言動や成長が

『不完全な母親(自分)』の結果として突き付けられてる気分になるから

正解もわからないうちから否定されている気持ちになってる

まずは母親を否定しない事

母親である自分を否定しない事

子供を否定せずに

自分らしく子育てし

自分の子供の『らしさ(個性)』にあった子育てにつながるコツだと思うのでした。




こんな不完全ママな私でも

一生懸命 子供はついて来てくれて

一緒に成長してくれるんだな

私が私を否定する事は

この子を否定する事なんだな。

多様な一面を

沢山認めてあげられる人でありたい。

子供に対しても

誰に対しても、、、そう思うと

ダメな自分もちょっと認めてあげられて

心が和らぐ気がします。

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