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  • 執筆者の写真mamaHUG運営

出来た事ばかり褒めすぎて、出来ない事を見つけられた事見逃してない?

犬伏まり



子どもが1歳をすぎ、

ますます出来る事が増えて

親としては成長の過程を見届けながら

嬉しい日々


今日はこんな事ができた!

今月はこんな事までできた!


滑り台を一人で滑れただけで

ご飯を一人で食べられただけで

オシッコでた!って言えただけで

このころの月齢って

何やっても『すごい!すごい!』って

拍手しながら大袈裟に喜んでしまう。



ホントに子どもの生まれてから数年の

『出来なかった事が出来る』ようになるスピードが

早くて 変化も大きい分、

わかりやすく、成長を感じる。



これが、小学校に上がって

生活面で出来る事が増えると

今度は、運動や勉強、情緒の成長へとシフトしていくんだろうな、、、

と思うと。



そのスピードは今より緩やかで

また目に見えにくいものになるんだろうなと感じる。



さらに、学校という場所に通うようになると

親は日中の姿を目にする機会が極端に減る



お休みの日も

習い事や友達と遊びにでかけるんだろうな

小学生のころ、親が褒めてくれる機会は

もっぱら テストの点が良かったり

絵画コンクールで賞をとったりしたとき

テストなんて100点じゃなくても


⭕️がもらえた数で納得して


✔︎の数がいくつあったかには興味なかった、、、


⭕️が何個もあった!


✔︎が何個しかなかった!


みたいな感じで。

でも、今振り返って

あの頃の自分に言いたいのは

テストで出来た事より

出来なかった事に気付けた事の大切さよ!


出来た事を褒められすぎて、

出来ない事はダメなこと。

ダメって結果がでた時点で終了。


もはや『過去』になってしまっていたなぁと。

でも、ホントは

出来なかった事を知ってからがスタートだった。



自分が出来ない事を知るって

大人になると とっても楽しい作業だと思いませんか?



大人の習い事が流行るのも

その一つだと思うんです。



出来ない事が出来るようになる楽しさを

学びの中にも取り入れてあげられたら

『勉強』の楽しさも変わるよなぁ〜


親もそう思って子どもと接する事ができたら

『なんで、出来ないの?』ってイライラすることも、

子どもを問い詰めることしなくて済む


ある程度 

平均的にできる事が増えて来た時こそ

『出来ない事を知る』楽しさへシフトしていく方が

何事も前向きに捉えられそう。



出来ない事を知る=出来るようになるプロセスを知る



原因がわかれば結果は自ずと付いてくるのと一緒で、

なんだか考えるだけで楽しみになる。



出来た事ばかり褒めすぎず(もちろん褒めないって話ではなくて)

出来なかった事に気付けた事も褒めてみるとどうだろう。




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